Cyber Stage

Diary

2023年スタートから半月

にせんにじゅうさん…ねん…?
いちがつ??じゅうはちにち????

漫画をキリのいいところまで描き終えて放心していたら、あっという間に年が明けて半月経過してしまいました〜。
改めて、2022年に作品を見てくださった方々、どうもありがとうございました!

これは大晦日に作ってた年越しケーキです(?)

年越しケーキ2022

古来より形が丸い物は縁起が良いと言われており、ホールケーキのスポンジをカットすることで一年の苦労や厄災をさっぱり断ち切って新年を迎えるという意味がうんぬんかんぬん(嘘です)


喪中につき、新年のご挨拶は控えさせていただきます
……が、今年もこれまで通りにお話の続きを描いていきますのでよろしくお願いします!
今年の目標はうたむげ完結です!

年明けからひたすらネームと格闘していて、6話目39ページ、7話目(最終話)たぶん70ページくらい…になるんじゃないかな…という目処が立ってきました。
最終話が2話分になるのは確定の気がします。
翊羅の話とノルテちゃんの話をどっちも解決(?)しないといけないので、どうしてもページ数がかさみそうで。

この分量を年内に描き切るとしたら2月頭から飛ばしていかないといけないので、三が日もできるだけネットを断って次の話の準備をしつつ、次の戦いに向けて頭と体を休めていました。
(あと、溜まりに溜まっていた、見たい作品のインプット…!)
漫画は戦なので、戦場に出る前に準備が必要なのです。

いやしかし、ページ数が(自分基準だと)えぐいですね…
いろいろな理由で漫画と私生活の両立が厳しくなってきてるので、無理なく進められる量としては年間80ページくらいが理想なんですが…いけるかなこれ……なんとかゴールしたいな…


使える時間は環境にも左右されるので、なんともいえないところもあります……が…………が、がんばります…(小声)
新年度に組織の再編成や大きな異動がありませんように!

まずは目の前の6話目、詰めていきます。

うたむげ6話目ネーム

◆◆◆

そんなわけで、見えないところでひっそり次の話にむけて準備中なわけですが。
できればブログで「5話目完結しました!」な記事を描いてから6話目に進みたいなとも思っています。
わりとこう…5話目はとんでもないところで次回に続いたのではという気がするので、文章にして自分の中でも気持ちの整理をしておきたく。

ちなみに「泡沫に〜」は作画をはじめる前に最終話までプロット(台本みたいなやつ)を書いてるので大きな流れは当初の予定から変わってないんですけど、プロット時に考えたセリフに引っ張られてしまいがちなのが自分の弱点だと気づいてきたので、今更なんですがコマ割りと演出優先でネームを切るように頭の方を調整していたりします。

6〜7話目のプロットは、いったん完成してたのをひとまずまるっとボツにしました。
マゾい!!!(血涙)

現在と過去を行き来する上に、らくえれ本編ともリンクするというややこしい章なので、整合性をとることで精一杯になってしまいがちなんですよね。
先へ先へ進めようとすると、表現じゃなくてただの説明になってしまう…
4話〜5話目はさすがに駆け足で進めすぎたかなと、ちょっぴり反省中です。(脳内の裏サブタイトルは王国崩壊RTA編でした)


とにかく複雑なので自分でもなにがなんだかわからなくなってしまわないように、この章に関しては、プロットを切る前にまずは王国末期の出来事と、現代のノルテの人生とをそれぞれざっくり筋書きにして別々に書き留めています。

で、それを組み合わせて(現在の出来事と回想とを交互に挟んで)「『わたし』の物語」として読めるように再構成して、そこから改めて「漫画のネーム」に起こしやすいように全体を調整したプロットを作り直して…
そこまでは2021年の頭にやっておいたんですが、今になってさらに全部直してるので、もう何回書き直しとるんじゃって感じです。
知恵熱が出そう…


一番最初に、プロットに手をつける前に書き留めていたテキストはこんな感じです。
(人に見せることを前提にしてないスピード勝負の覚書なので、漢字の変換がおかしかったりひとつの文の中で同じ言い回しを使ってたりして日本語が怪しいですが目を瞑ってください)

初期プロット_ノルテのターン

これは現代のノルテエピソードだけを書き出したものの一部。
4話冒頭のシーンの元になった部分ですね。

下の方に、鍵付きの日記帳がどうこうとか書いています。
最初は「日記帳に記憶を書き写していって、その中が王国時代の回想のターンで…」みたいなのを考えていたんですが、やめました。(というのを今、思い出しました)


こっちは王国時代の出来事だけを書き出したものの一部。
3話目の、粲歌爆誕あたりのエピソードの元になったテキストです。

初期プロット_王国のターン

長期の病欠の末にいきなり羊を貸してくれとか言い出して、虹瑠、職場の人とギスギスしていたんでは…?と心配になる内容でした。
こうしてみると、決定稿では比較的なごやかな感じになったんだなと…。

うたむげ内では描かなかった、虹瑠と世麓の出会い〜叡謝祭の火災にいたるまでや、社会が混乱しはじめる前に星亜が裏で何をしてたのかとかも、一応このテキストデータ内にまとめてあります。

王国時代のエピソードは、実際に漫画にする際にはかなりカットしてしまいました。
虹瑠サイドの話、できたらうたむげ内で描いてしまいたかったんですが、ちょっと話がブレるので3章後半にパスしています。
しかしもうこれ以上引っ張りたくないので、そう遠くないうちに決着をつけたい…です…!
物語全体の中で見るとそこまで重要な出来事じゃないんですが、1章の終盤で思わせぶりな書き方をしてしまったせいで回収せざるをえなくなったというか…(構成ミスともいう)
長編ってむずかしいですね…


◆◆◆

最後に。

そう、今年は喪中だったんです。
5話目をTwitterで公開しはじめる数日前に、母方の祖母が他界しました。

(以下、訃報に関する話なので一応折りたたんでおきます…が、個別表示だと普通に全文表示されちゃうんですよね)
(無理に読まなくていいです!)


   
 





祖母は高齢で施設暮らしをしていて(他の祖父母たちは皆もうだいぶ前に亡くなっています)、もうこれは大往生ということでよろしいのでは…という年齢だったので、悲しむよりもお疲れ様でしたと言うべきなんだろうな〜と思うのですが。
そうはいっても、初孫だったり家庭の諸事情もあったりで、学校が長期休みのたびに自分を祖母の元で預かってもらってたりしてて、おそらく両親の次くらいに一緒に過ごした親族だったので、なかなかこう…
「ついにか…………………」って感じでしたね…
(終わったあとだから言えますが、この状態でこの内容描くのしんどいわーって思いつつ更新してました!)

「そろそろ覚悟をしてください」という話を聞いてから1ヶ月ほどたった頃。
仕事中に心肺停止の知らせを聞き、忌引きを申請しようと思ってたら一時的に鼓動が復活したらしくて、「えっ…えっ…」とうろたえているうちに、再度、脈が完全になくなったとの連絡が入りました。

遠方住みなのでホテルをとって、病気の母を連れてお通夜と葬儀のために移動して…という感じで、実は昨年秋は結構バタバタしてたいへんなことになっていたのでした。
更新しながら色々思うこともあって書いたり消したりしていましたが、どうも今はまだその時じゃない気がしたのでブログで触れるのはやめておきます。


だいぶ前の祖父の葬儀の時にも思ったんですが、焼けた後の骨が、とにかく白くて太くて立派だったんですよね。
高齢なのに形もそのまま残っていて…あんなに細くなった体の中にこんなにしっかりした骨が入っていたのかと、謎の感懐を抱きました。
股関節や肩の関節も、こんなにきれいに骨頭が球状のまま残るんだなって。
戦争を生き抜いた時代の人なので特に丈夫なのかな…あと、80歳になるまでは水泳してましたし…

手が動かない母の代わりに、大きな骨を砕いて骨壷に納めました。
あの瞬間はなんともいえない不思議な感覚に襲われます。(よくない意味ではなくて、なんかこう…「物質!」という感じの衝撃が腕に響いてくるというか…)


資料が必要で野焼きに関する情報を探してた時に、その延長で現代の火葬についても調べたんですが、最近の火葬炉の温度はだいたい900度から1,200度程度なんだそうです。
帰りの新幹線の中で母と、火葬で人工関節は溶けるのだろうか…とかなんとか話しました。(チタンが溶ける温度が一般的に約1,700度らしいので、そのまま残りそうですね)

自分が死んだ時、その骨を見た人はなにを思うのかなあ…とちょっと先のことを想像してみたりもしたのですが。
その頃にはもうお墓が不要な社会になってるかもしれないので、温度を上げて骨を残さずに全て焼き切ってしまうのが主流になってるかもですね。
先のことはわからないからなあ。


そうそう。
一時期は家の中ですら歩き回るのが難しくなって、遠方へ行くのはもう無理なんじゃないかと(移動はほぼタクシーと新幹線なんですけど、乗り継ぐ間を歩くのが無理なんじゃないかなって)思っていた母なんですが、今回「えっ?こんなに歩けたの??」って逆にびっくりしました。
自分の足で歩くのは20分くらいが限界なんじゃないかなと思ってたんですけど、こんなに立ち続けることができるようになってたのかーと。
とはいえ大移動&泊まりでめちゃくちゃ疲労していたので、帰宅してからが大変でしたが…!

手術してから1年半、毎週、定期的に訪問リハビリをしてもらってたからかもしれません。
去年だったら葬儀にいけていなかったかもしれないな…と思うと、見えない縁とかタイミングの奇跡とかそういうものを感じてしまいます。


コロナ感染もあったし、2022年は振り返ってみると改めて「生きてられるのが当たり前だと思うなよ!」な年でした。
あと何年(何十年?)自分が生きるかはわかりませんが、残る寿命も後悔のないように大事に使っていきたいところです。
できれば「わが生涯に一片の悔いなし!」って叫んで大往生したいですしね。




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