Cyber Stage

Diary

「泡沫に紡げ」1話目完結しました

「うたむげ後半はじまりました〜!」という記事を書く前に、そのまま最後まで突っ切ってしまいました。
というわけで、改めて。
シリーズ4章「泡沫に紡げ」第1話目、最後までアップしました。



ついに…死者がでてしまった…
って思ったんですが、冒頭でも亡くなっていましたね。まだ1話目なのに…

最後の方がどうにも「更新したので見てください!」と言いづらい展開だったので、「すまない…重い話をTLに流してしまってすまない…」と思いながら恐る恐る公開していました。
Twitterっていきなり情報が目に飛び込んでくるから、視覚的な破壊力が強いんですよね。
2章も大概だったんですが、4章はそれ以上に人がバタバタと倒れていく章なので非常に緊張します。

少なくとも「おはようございます〜!」って言いながら月曜の朝にあげる内容ではないというか、むしろ永遠のおやすみじゃないですか…どうしてくれるんだ…

このシリーズは(一応)全年齢向けを意識して作画・演出をしているつもりなのですが、この先、特に刺激がつよそうなシーンではもしかしたらセンシティブ設定をしてツイートすることもあるかもしれません。
いえ、絵的には余裕で全年齢向けなんですがね!判断に迷うところは友人にも相談してみます。


「永遠の生命」を持っていた人たちが、「そうでない」いわば普通の人間になってしまったというのはこれまでにも何度か言及されていたんですが、具体的にはどういうことが起きていたのか…
「はいみなさん、あなたたちは肉体が変質してしまったので明日から毎日食事と排泄をしてくださいね!」というわけにはいかないだろうし、どんな出来事があったのかはあらかじめ考えていたんですが、それをどこまで作中で表すかはものすごく悩みました。

肉体が変わって体質が変わるなら生活も変わる、生活が変わるならインフラも変わる…で、人類全体にここまで大きな変化が起きると、どうしても揉めますよね。
この世界の人々が拠り所にしてきた価値観ともぶつかりますし。
そのあたりは、数ページの回想シーンだけでサクッと終わらせることもできたんですが。

ただ、その。
「世界を変える」っていうとポジティブな意味合いに聞こえがちなんですが、社会基盤が大きく崩れるとどうしても犠牲になるものが出てくる…ということだけは、ちゃんと描いておきたかったんです。
おそらく2章のラストがきっかけになってあの世界には大きな「変化」が起きたんですけど、その変化で苦しんだ(苦しんだってレベルじゃない)人たちはたくさんいた。
そこを描かないと、今後の展開にも説得力が出ないなと思いました。

なので、この先もしんどい描写は続いてしまう予定です。
「泡沫〜」は全7話の予定なのですが、おそらく2話目と5話目が特にキツいと思います。キツさのベクトルはそれぞれ違うんですが。
とはいえ、平気な人はまったく問題ない展開だとも思うのですけどね…グロ描写やえっちな描写もないですし。
でも、リアルで悲しいことがあって心がダメージを受けやすくなっている人のことは、もしかしてもしかしたら傷つけてしまうかもしれません。

ただ、章の最後は(たぶん)ハッピーなエンドになること想定しているのでそこだけはご安心ください。
「今ちょっとしんどいから読むのがつらいなあ…」という時があったら、しばらくタグミュートして完結後に一気読みしていただくのもアリだと思います。(小分けにして見ると、じわじわダメージが蓄積しますし)

本当にここからハッピーな方向に舵を切れるのか?と若干心配になってきましたが…たぶんだいじょうぶ…?だと思います。たぶん………たぶん!きっと!!!
煮え切らない終わり方をするお話もこれまでに多数描いてきましたが、このシリーズに関しては「しんどい世界だけどなんとか生きていこう」という力が湧くような物語を描いていこうという意気込みでやっていますので。


相変わらず文章が長い!

傷がない

ちなみに、1話目に出てくる翊羅と虹瑠のやりとりは、去年同人誌で出した3章4巻の回想シーン↑と重なります。
回想シーンの中に顔の傷がないんですが、虹瑠の記憶が曖昧だったので…というのは嘘で、幻影4巻を出した時には、まだこれがどの時期のエピソードだったかがはっきり決まっていなかったからです。(とほほ)

だいぶ先のことを考えつつ描いているんですが、ありとあらゆる細部までガッツリ固めているわけではないのでどうしてもこういうことがおきちゃいますね〜。
再版&Web公開する時にそっと傷跡を加筆すると思います。


そしてこの「捕食」のシーンについての補足ですが。
この世界において動物は、食用じゃなくて乗用や荷役用、あるいは動物繊維や皮革といった原材料を採るために飼育されているんですよね。
なので、牛とか鶏とかはそこまで育てていないんじゃないかなあと。

羊も、羊皮紙などに利用したりもしますが、屠殺の頻度自体が現代に比べて少ない&そちらは専門の人がやっている感じです。
虹瑠はこの街で羊(綿羊)飼いをしていたんですが、毎年産まれた時から面倒を見て、定命の生き物と割り切りつつも成長を楽しみにしつつかわいがっていたので…別の意味でもショックだったんでしょうね。
コメントでもいただいたように、もしかしたら、なにかしらのトラウマになってしまったかもしれないくらい。

パニックだったね

なお、1章の虹瑠がお肉を普通に「食べて」いるのは、虹瑠の記憶を手にした『覚醒』の瞬間まで17年間、肉食が当たり前の文化圏の中で育って暮らしてきたからです。
世麓たちもそうですが、ベースになったユースクリフ少年の意識の方が強かったんじゃないかなと。
『覚醒』のタイミングでも色々と人格にもたらす影響が違うので、そのあたりもおいおい描いていきます。


肉体が変化したことでこの世界の人々は多かれ少なかれショックを受けているんですが、どの部分にショックを受けているのかは人によって微妙に違いそうです。

ちなみに、ラスト3ページで首を吊っていた人は薬師のお兄さんに食ってかかっていた人と同一人物で、「神事職」という特殊なお仕事をしている人でした。
「かみさま」や王国設立にまつわる言い伝えを人々に広める立場なので…ヒトは他の生き物とは違う存在なのだと、より強く信じていたのでしょうね。
心の拠り所を失うことに対して、人間は弱いのかもしれません。

いただいたご感想の中で「(この世界の人々は)人間を生き物の上位として差別化してた部分があったと思う」って言っていただいて、100回くらいふぁぼしたくなりました。
それは…本当にその通りなんじゃないかなと思います…きっと。

この『王国』というのは、いわば「自分たちは優れた存在だ」と信じこませることで、それを拠り所にして規範を守らせ、人々を制御して秩序を保っていた社会なんじゃないかなって気がするんですよね。
そのやり方はある面ではうまくいっていたけど、結果的にある種の思考停止のようなものも引き起こしていたので、こうした「変化」が起きて信じていたものが崩れた時にものすごく脆かったのだろうなと。

作中の設定を抜きにしても、人には、自分の心を守ったり強い動機付けを持たせたりするために、無意識に周りのものに対して上下の位置付けをしてしまう性質のようなものがあるんだろうなと思います。

◆◆◆

Twitterでつぶやいてたことをまとめて補足しただけなのに、テキストびっしりな記事になってしまいました。
まだ触れたいことが他にもあるんですが、いいかげん長すぎるのでこの辺にしておきます。

「1話目終了しました!」なブログも書いたところで、次は続きのネームをガンガン切っていきます!
…と、言いたいところなのですが。
2ヶ月ほど前から私生活で色々とあってあまりにメンタルがボロボロなので&休日が家事と介護で埋まりがちなので、2話目の開始はちょっと予定よりも遅くなりそうです。

白状すると、GWに突入する前から体調もあまりよろしくないのです。しょんぼり。
このご時世に、疲労困憊な状態が続いて免疫力を下げてしまうとよろしくないので…最近はわりと出社していますしね。(在宅勤務の環境は去年充分に整えたはずなのに、なぜこんなに会社に出向かないといけないのか???ちょっと謎です)
というわけで、まずはちょっと安全策をとりたいと思います。

低浮上な時は本気で姿を見せない時期が続いてしまうんですが(元気に振る舞うエネルギーが湧かなくてひっそりしているだけなので、TLはわりと見ていたりします)、落ち着いたらまたモリモリ更新しますので作品を見てやってもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします〜。


〜追記〜
先日、SSLの設定をいじった時にフォームページが丸々消えてしまっていたので(なぜ?!)復活させました。
ご感想はいつでもお待ちしております!
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