Cyber Stage

Diary

ファーストワクチン

先週の金曜日、会社の職域接種で1回目のワクチンを打ってきました。

会社の体育館(そんなものあったんだ…?)で打ってきたんですが、現場のスタッフさんの手際がとてもよくてスムーズに進んであっという間に終わりました。
わざわざ会場まで来てくださった医療関係者の方々に感謝します。

何度か採血の時に血管神経迷走反射で倒れているので、へたに周りの人を驚かせたらよくないしな…ということで最初から寝た状態で打ってもらいました。
ベッドがないため(体育館ですしね)布で仕切られた救護スペースで床に敷いてある柔らかい素材の上に横になって、めったにないシチュエーションだ!って感じでちょっとおもしろかったです。
体感的にはインフル予防接種の注射とあまり変わらなかったので、2回目は普通に起きたまま打っても大丈夫のような気がしました。

実際の会場と当日の流れを見てみると、実施しようとするとそれなりに広い空間がいるし人手も必要だしで手配がめちゃ大変そうですね。



弊社、職域接種のスピード的にはそこまで早くもなかった印象なんですが(周囲の職域組の友人たちはわりと2回目を打ち終えているので)、会社側が「欠勤扱いにしないから特に健康上の問題がない人は早く打ちに行ってね!」みたいに全力で後押ししてくれてるところはよかったなと思います。

具体的には、当日だけでなく翌日&翌々日も副反応で動けなかったら賃金支給の不就業日扱いになります。
(有給を消費しなくても有給扱いになるみたいな感じです)
もちろん個人単位で抱えてる仕事のスケジュール調整は必要ですが、堂々と休んでいいというお墨付きをもらえると「じゃあいっちょ予約とって打ちにいくか〜」みたいな気持ちになれるので、心のハードルが低くなりますね。
とはいえ摂取日が金曜だと、翌日以降の扱いについてはあまり関係ないのですが…!

あっ、これは決して自慢をしたいわけではなくてですね(強調)できれば多くの会社にワクチン休暇に関して寛容であってほしいなといいますか…
予約枠が少ないのに加えて、休みを取りづらいからなかなか予約できないという声もたくさん耳にするので、他所ではこういう会社もあるらしいんだけど〜みたいな感じでいっそ上司への交渉材料にでもしていただければと。

余談ですが。
会社がメーカー系なので製造部門があるんですが、そちらの管理職の方がなかなか敏腕らしく、2回目を打つ従業員はもう最初から3日休ませる前提で生産スケジュールをいい感じに組み直してて「さすがだ…」と思いました。




そして気になる1回目の副反応ですが…自分の場合はこんな感じでした。

接種2時間後
左腕が痺れてきて痛みを感じる、ちょっと腕が上がりにくい
水分を摂った方がいいと聞いたので、あらかじめ買っておいたポカリを500ml飲む

接種12時間後
左腕の痛みに加えてちょっと頭がポワポワする。熱はない
喉が乾くのでポカリと麦茶を飲みまくる

接種24時間後
ちょっと気持ち悪くて首から上が熱い、ぼわーんとする感じ。熱はない
左手があがらないので着替えがむずかしい
ブラホックを後ろで留めるのはあきらめる

接種30時間後
油断していたらなぜかこのタイミングで熱が上がってくる(37度台)

接種48時間後
左腕はまだ痛いけど、ホックを後ろ手に留められるくらいには回復
それ以外の不調はなし

標準的な副反応かな〜といったところでしょうか?
出勤してたらしんどかったかもしれないけど、週末だったので全然問題なしです。
まあまだ1回目ですしね!
他にもアイスを食べてお腹を壊したり、ぽんぽんぺいんの波動を感じて呻いたりしていましたが、たぶんそれは日常の一環で副反応じゃないと思います。(…)

あっあと一応、副反応対策として1週間前から
・カフェイン断ち(コーヒーはもちろん、紅茶緑茶チョコレートも全部控えました)
・睡眠時間を平均プラス0.5時間
・3食抜かずにきちんと栄養バランスのあるものを食べる(ビタミンと鉄分がたりない日はサプリで補完)
みたいな感じで過ごしていました。
効果があったのかなかったのかはわかりませんが!



そして結果的には、もう割り切って「今週末は休む!」という心持ちで構えていたので気が楽だったというか、むしろ原稿をやらなかったおかげでいつもの週末より楽に過ごせたという謎な展開になりました。

「全話解放されてるみたいだし、途中で止まってた回の続きを読みたいな〜」と思いつつもなかなかまとまった時間が取れなくて手が伸びづらかったゴールデンカムイもだいぶ読み進めることができました。

普段がね…無茶しないと漫画なんて描けないのがそもそも問題なんですよね!
いえもちろん自分で選んでやってるのでそこに不満はないんですが。
それはそうとして、休日の自由時間を注ぎ込んでると肉体的にキツすぎるのもまた事実なんですよね、漫画の作画。

ちなみに。1週間(というかだいたい土日)の作画量に関しては、本音をいうならこんな感じです。
週4ページ:体調と睡眠時間を供物に捧げればギリギリいける
週3ページ:楽勝ではないけどがんばればなんとか
週2ページ:わりと余裕がある状態で仕上がる
週1ページ:余裕 健康寿命にタイムリミットがないならいつもこのくらいのペースで描きたい

ただ、祝日がある週はかなり余裕がプラスされます。
この夏は7月の連休&8月のお盆休みがあったので、描き溜めができてわりとコンスタントに週4ページ更新できたのでした。

祝日がまったくないのに4ページを更新している週は、どこかで描き溜めをしていたかボーナスページがあったか、ちょっと無理して意地になって仕上げたかのどれかです。


今週末は休むとかなんとか言いつつも、実際には日曜にちょっと原稿を進めてしまったわけなんですが(…)
ぼんやりし始めた途端にハッと我に返って「クリスタ…立ち上げなきゃ…」ってならないだけでも気持ち的にとても楽なので、半年に一回くらいは原稿のことを全く考えない100%休日を作るのもよいなと改めて思ったファーストワクチンだったのでした。
(もはやワクチン関係ない)

 
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折り返し!折り返し!

2話目も折り返しですぞ…!(ムック調)
いいところで引いたなと思ったので貼っておきます。


虹瑠の火傷が(見た目的に)治るくらいの年月は流れたようです。
年齢的な見た目が変わっていない…ということは、まだ「老衰」ははじまっていないわけですね。
コメントでいただいた「老衰が実装されていない」という表現が気に入ってしまったので、私も積極的に使っていきたいです。
次のアップデートは…なんでしょうか…ゴクリ。


そしてこの次の回から数ページ分、今更新している真っ最中のシーンはセンシティブ設定をつけてアップしていきます。
センシティブといってもR18なわけではないのですが、なんていうんでしょうか…当事者性があるかどうかで感じ方がまったく変わってくる内容だと思うんですよね。

起こっている出来事に対して生まれる感情って、どの程度自分と距離があることかによって質と量がかなり違ってくるので。
公開するのに若干気を遣ったほうがよい内容だと思ったため、念の為に設定しておきました。
自分が読者の立場だったとしても、ちょっとこう…もしかしたら、リアルに想像しすぎてしまってピリッと警戒するかもしれないな〜と。
リアルとファンタジーとの境目でものすごく悩んで悩んで悩みまくった箇所なので、一連の流れを抜けたらブログで色々と補足しようと思います。

こういうことに関してはわりといつも考え込んでしまうんですが、今回は特に漫画…いえ、物語というものについて色々考えちゃいましたね。


そういえば、どうもTwitterは最近PCからの投稿だとセンシティブ設定が正しく反映されないバグ?のようなものがあるみたいです。
ちゃんと住み分けをしようとしてるアカウントからすると、これかなり困ってしまうのでは?

予約投稿だとちゃんとセンシティブ設定になるようなので、ひとまず予約投稿を使っています。
検証してみたところ、8/20時点ではこんな感じでした。
・PCからそのまま投稿→×
・PCから予約投稿→○
・モバイルからそのまま投稿→○
・モバイルから予約投稿→○


追記 8/26時点で解消されていました!よかった〜)

◆◆◆

〜漫画の内容には関係ないおまけ話〜

最近は、漫画はだいたい土日に描き進めることにしています。
(平日夜はもうほとんど動けなくなってしまったので…)

更新する前の週末に仮完成

表示確認用のテストアカウントにアップ

平日の合間に、ちょっと冷静になったタイミングで確認して公開までに手直し
といった感じに進めているのですが。

最終的にどこを手直ししたのか言語化しておくと、自分の中でGOサインを出せるゾーンがわかるのかな?とふと思ったので試しにやってみました。

アップ前のテスト(使用前使用後)

左のが「だいぶ埋まってきたけどあとどこに手をつけたら公開しても大丈夫かな〜」って迷ってる仮完成みたいな状態なんですけど、とりあえずこの状態でTLに流して表示テストしてみると色々気づけるんですよね。

A.あまり黒くしたくないページだけどもうちょっとだけ部分的に黒さがほしい
B.大ゴマの密度が足りないのでスカスカした感じがする
C.背景の入ってるコマが少ないので室内であることが最低限わかるようにしたい(最低限でいい)
D.線の強弱をもうちょっとつけたい

…といった箇所が気になったので、最終的にはこの辺を中心にしました。

Dの線の強弱はWebだとほぼわからないんですが、紙に印刷するとイメージが変わるので線の太さは結構微調整しています。
今回はとにかく先へ先へと進めていくことを目指してWeb優先で公開してるので、入稿前の最終調整がたいへんだろうなと今から頭を抱えています。

あと、最後のコマとかは白いからなにか貼ってもいいんじゃない?とも思うんですけど。
ぜんぶ描くより描かないコマを作った方が描いてる感じが出る気がするので、あえて真っ白なまま放置してる系のアレです。(うまくいってるかどうかはわかりませんが!常に手探りなので)


余談ですが最近眼精疲労がひどくて、Twitterでつぶやく時もあまり文字を凝視できなくて誤字&誤変換に気づかずそのまま送信するケースが増えててよろしくないなあと思っています。
今年の健康診断、視力がまた落ちてたし…!
寝てる時以外は視力が落ちるようなことばかりやってるのが原因なんですが、いかんですね。

目が資本なのでせめて早く寝なくては。
あと、あたまもぼんやりしてるとミスが増えるのでよくない…よくないんです…

◆◆◆

〜漫画の内容どころか漫画にすら関係ないおまけ〜

リヴリーかわいいよリヴリー。

リヴリー04

リヴリー02

リヴリー03

なんだかんだ続けています。全部同じシリーズのアイテムで揃えるより、ちょっとずらすのが好きみたいです。
デニムパンツと首輪が出ません!




   

8月?!

は、8月〜〜〜〜〜!!!
前回の記事(うたむげ2話更新スタート)に追記しようと思っている間に、なんだかんだ2話目の前半が終了してしまったので別記事にしました。



というわけで、前半はノルテちゃんちの家庭の事情ターンでした。
色々呟きたいことはあるんですが、とにかく毎週ヒイヒイ言いながら描いて出しての繰り返しでツイートする余裕が…ありません…!
いやでも今はなによりお話を先へ先へと進めたいので。これでいいのだと思います。

それにしても、なんだかここ数年ほど汚部屋をよく描いている気がします。
マオラの部屋も汚いんですけど、あれはどちらかというと散らかすのが上手なだけなので衛生面ではマオラの方が若干リードしている感じです。(?)


Twitterでも触れましたが、翊羅(ヨクラ)はその生きてきた社会の特性ゆえ現代において「子ども」という存在がどう扱われるのかよくわかっておらず、同時に「家族」というものも理解しきれてないために、ノルテが置かれている状況がどのくらい悲惨なのかも自覚できていません。

預かり先から一人でこっそり抜け出していってしまったのも、自分が今は庇護される側の立場だということをいまいち理解していなかったからです。
彼女が就いていた薬師という職業は「王国」において貴重な専門職でどちらかというと尊重される側の立場だったので、あえて極端な言い方をしてしまうと昔の彼女はわりと強者側の立場だったんですよね。
あの頃は性差も年齢差もあるようでないような世界でしたし。
(実際に「年齢」という概念はなかったですし、年齢差っぽく見えるのはどちらかというと個体差です)

それゆえに、幼くて女の子で保護されてない状況にあるというのがどのくらい危険なことなのかあまり想像できていなかった…というのもあったのでした。
一人でウロウロしているだけで危ない目に遭うなんて、いろんな意味で想定外だったのでしょう。


なので、汚部屋のシーンも翊羅(inノルテ)の感覚的には「家が困ったことになってるんだけど、自分だとどうにもならないので手助けしてほしいな」くらいの感覚だったんだと思うんですけど。
ドアを開けたらこんな惨状になってて、幼い姪っ子に助けてなんて言われてしまったもんだから…温厚そうなレインザおじさんもそりゃあキレますよね。

紆余曲折あってレインザおじさんの家に預けられることになりましたが、もちろん彼女自身の問題は何も解決していないのでまだまだこれから…という感じです。

なんというか…家族というつながりは人によって抱いているイメージや求めているものが全く違うので扱いがむずかしい題材だと個人的に思っていて。
わりとこれまでも正面から向き合うことを敬遠してきたので部分的に触れるだけでとても緊張するんですが、後半は後半でまた別の方向でむずかしい題材に切り込んでいくので緊張しっぱなしです。
この章を描き終えることにはだいぶ寿命が縮んでるんじゃないでしょうか。

この先の展開に至ってはこれ本当にGOして大丈夫か…?と若干まだハラハラしているんですが、なんかこう…よろしくお願いします!


翊羅(現在&過去)

いきなりWeb公開をはじめてしまったせいでずっと白黒絵ばかり描いていましたが、翊羅のイメージカラーは薄めの紫色です。
カラーになったら緑色系かな?と想像していただいてたりもしておもしろかったです!
(漫画での描写から色とか音楽とかのイメージを聞かせていただけるの、私は好きです〜)

虹瑠の頭がブルーグリーングレーみたいな感じのなんともいえない中間色なので、並べた時に色を馴染ませるのが難しそうだなと今から頭を抱えていたりもします。
キャラデザをしたのが義務教育学生の頃なので、もはやなにがどうしてそういうカラーリングになったのかよく覚えていないんですよね。
色数の多い色鉛筆を買ってもらって、めずらしい色にテンションがあがってその色を使いたくなってしまったのかもしれない…(ありそう)

そういやあまり意識してなかったんですが、釐於子も紫系の人なんですよね。
なぜ青緑に紫を組み合わせたがるのか…昔の自分がメルヘン中間色が好きだったのか…謎は深まります。


◆◆◆

せっかく夏になったのでシーズンものっぽいイラストとかゆる〜いデフォルメ絵とかもたまには描きたいんですが、とにかく今は漫画以外に割けるリソースが足りてなくて手が出ずな状況です。
メディア欄のマオラ率が最近低いのはそういうわけでした。

常日頃から思っているんですが、漫画を描いていると手持ちの自由時間と体力がすべて溶けますね。
バタバタしつつ、せめて気になったタグだけでも〜ということでいくつか便乗してみました。


【デジタル漫画描きが答えるテンプレ】

こちら、解像度次第で同じ太さでも見え方が変わってしまうからその辺りを記載してくれてる解答が参考になる!と思ったので自分も真似をして追記してみました。


【下書き線画比較】

4章はちょっとこれまでと違う描き進め方をしていて、描きながら下描きレイヤーを消している関係でチョイスするページが限られていてちょっと面白みがない感じになっちゃったかもしれません。
高解像度だととにかく線を引くのに時間がかかるので、ラフの時点で線を引かずに描けるようになりたいな…と思いつつなかなかうまくいきません。


あと、RTで見かけたくつろぐ/くつろがないテンプレをやってみたくて下描きだけした状態で止まっています。
仕上げる前から出オチのようなことになりそうな予感がしますが!

◆◆◆

最後に、Twitterだとログが流れてしまうので記録を残しておく意味でのお知らせをいくつか。

ひとつめ。
マンガハックさんのパートナープログラムが終了するとのことで、最後にポイントを交換して、これまでにいただいた差し入れはしっかり受け取らせていただきました。
「差し入れしたけど、あれちゃんと届いたのかな…」って心配されている方もいるかもしれないので、改めてお礼をお伝えしたく。
どうもありがとうございました!


ふたつめ。
ずっと描き続けてきて時間の感覚がわからなくなりかけていますが、実はらくえれシリーズは来年で10周年だったりします。

同人誌スタートなのでいつから描きはじめたのか特定しにくくて&続きを描くことで頭がいっぱいでこれまで記念日のお祝いというものを(たぶん)一度もしてなかったんですが(たぶん…した記憶がないので…)確か描き始めが2012年の春頃で、1巻の発行日が8月12日なんですよね。
なので、来年の2022年8月12日が10周年記念日ってことにしちゃおうかなと思います。
節目だからといって何をするというわけでもないんですが、やったぜーって叫んでいる時にでもおめでとーって声をかけていただけたら私が喜びます!

さすがに10年先の生活と健康までは保証できないので、20周年に突入する前にはお話をガッツリ完結させたいですね。
その前に、2021年中に「泡沫に〜」を3話目まで公開、2022年に完結という目標は達成できるのでしょうか。
(その計画で行くとスピードアップして年に4話仕上げないといけないので、完結は正直かなり厳しい気が…?年に3話ですらギリギリなのに…??)

4章「泡沫に〜」が終わった後どうやって最終章までの道を作ってあげようかなあというのも大きな課題なので、目の前の作画をしつつ頭をフル回転させています。

途中まで描き進めていた「幻影に〜」に関しては、どう締めるかはもう決まっているんですが。
そこにたどり着くまでに一本おおきな軸みたいなのがほしいな…と思っていたところ、今の章で出てくる予定のエピソードの中にいくつかヒントを見つけた気がします。
こういうのは「これだ!」っていう直感が大事なので、つかみかけたヒントを逃さないように食らいついて膨らませたいです。


そんなわけで、ヒイヒイ言いつつ更新していきますので続きも読んでいただけたら嬉しいです!


 

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