ネームなう
知恵熱が出そうです〜〜〜あああ〜〜〜〜〜
週末が終わってしまうの…早い…
こういうぼやきはTwitterでつぶやくよりブログに書いた方がいいのでは?という気がするので、ガンガンぼやいていきますかね。(それもどうかと)
ひとまず1話目のネームは全体のイメージが見えてきた…かな…?
たぶん全部で36ページになりそうかな?というところまで進めました。ヒイヒイ。
ざっくりこんな感じです。

真っ白では?!と思われそうですが、絵は机の上で紙に(アナログで)描いてます。
んでもって、紙に描いた絵(というか画面構成?)を元に、同時にクリスタの中にセリフとコマ割りだけ配置していく(こっちにはまだ絵は入れない)…みたいな。今回はこんな感じで進めてみています。実験実験。
絵的な情報と、読むときのテンポを掴むための自分用設計図とを切り分ける感じですかね。
これまで
プロットのセリフを元に、ごくごく小さなサイズ(アナログ)で台割兼ネームを切ってページ数確定
↓
ちょっと大きめの紙にネーム清書(何をどのくらいの比率で入れるか、情報の画面構成を決定)
↓
クリスタマンション構築、ネームをスキャンして配置、セリフをページに合わせて変更して流し込み
…という手順だったんですが、(最後に大幅に変えるとはいえ)最初のプロットの文字に引きずられすぎかなあという気がしてきたので、今回はちょっと順番を変えてみました。
プロットで打った文字をいきなり入れようとしないで、あくまで「ここではこういうやりとりがなされているよ」というのを参考程度に頭に入れて浮かぶ画面を紙に抽出して、だったらこういうコマ割りにするかな〜というのをPC上で検討するみたいな?
◆◆◆
個人的に絵は断然アナログの方がサクサク描けるんですが、セリフの配置やコマ割りをアナログでやるとどうしてもそこで時間がかかってもたついてしまって、もどかしさを感じていたんですよね。
#ラフから下書きペン入れ完成までの原稿過程を紹介する
— mizu (@miz_circle) October 12, 2018
ネーム2(兼ラフ)→下書き→ペン入れ→仕上げ pic.twitter.com/cgflBpNfYT
↑
これが従来のやり方で、だいぶこの方法に慣れてしまっていたんですが、「なんかちょっと違うな〜」と感じはじめたらやり方も変えてみてよいのかなと!
方法のために漫画があるわけじゃないですしね。
ちょっと話は変わるんですが。
先日、好きなページを選ぶタグをやるために過去の原稿データを漁っていて、2章の2話目あたりの画面は全体的に今でも好きだなって感じたんです。
あのあたりはものすごく苦戦しまくっていて、これまでの方法論が通用しないから時間をかけてでも手探りでじっくり描いていこうって腹を括っていたからこそ、今見ても納得がいくものになったのかなあなどと思ったりしました。
(単純に、舞台に高低差があっていい感じの構図をつくりやすかったというのもあるかもですが)
できないことを背伸びしてやろうとしたものは、そのときはすごく苦しいけれどなんだかんだいいものになるのかもしれない…。
今やろうとしてることも、いいものになってくれたらいいなあと願っています。
◆◆◆
そんな次のエピソードなのですが、全3話どころか全7話くらいになりそうでブルブル震えています。
思ったんですけど、ちゃんと等身大のヒト同士のドラマを描いて、最後にウワーッてなるところまで行き着こうとしたら、どうしても200ページ近く必要になってしまうのではないでしょうか(真顔)
いえ、16〜32ページくらいできれいにまとまっているお話も好きなんですけど!脳天を揺さぶられるくらいウワァアァァーーーーーッ!!!ってなってしまう作品は、やっぱある程度長さがあるなって…
最近はどうしても、長いお話はハードルが高いなって思われてしまうみたいな傾向もあるにはあるんですけど、積み上げてきたものの結末にウワーッてなりたいので、「そういうのを描きたい!」って人にはぜひ諦めないで長い話を頑固に描き上げて欲しいな〜と勝手に思っています。
そして描く側としてはウワーッてなるまで読んでもらえるように、続きが読みたくなる&途中から読んでもおもしろそうだなと思える(=最初から読んでみようかなという気になる)漫画を描きたいです。
まだこの後に続きのお話が控えているので、仮に全7話だとしても2年で描ききりたいんですよね。
カラーで毎回表紙を描かない&オフラインイベントに参加しないという条件下ならいける…かな…???
(同人誌で先行公開していた時は、巻数をわけるとそのたびに表紙を描かないといけないから話数を増やしたくないという物理的な事情があったのでした)
このエピソードが終わったら、続きの3章終盤のことだけじゃなくて、一度ざっくりでいいからエンディングまでの道のりを見据えて最終章の構成も考えてみたほうがいいかもしれないなとふと思いました。
それで確定にはならないと思うんですけど、この先に待ち構えてるもの次第で体力配分も違ってくるので。
くやしいけれど、体力と集中力は年々少しずつ落ちてるんですよね。
まだまだ描けるとは思うし、描くつもりですけど。
パワーが足りなくて力尽きてしまわないだろうか?って不安を抱き続けるよりは、現実的に「これならいけるかもよ?」っていう脳内計画を立てておいた方が前向きに取り組めるのかも?と。
ものすごくざっくりでいいので、そろそろ最低あと何話必要か考えてみるのもよいのかもしれません。
絶対、その最初に考えた話数よりも膨らみますからね!
だったら早めに「うわっこんなに描かないといけないのか」ってショックを受けておいた方がいい気がする…
メンタルを制する者が長期戦を制するの法則、たぶん人によって自分のメンタルの安定のさせ方がかなり違うので、私は私のやり方で安定させていこうと思います。
根がまっすぐ後ろ向きなので、不安要素はあえて出し尽くしておいた方が安心するんですよ。
予想通りに悪いことが起きたら、「ほら〜予想通りじゃん!」って安心しますから。(?!)
プロット完成
文字数カウントに放り込んでみたところ、70775字です。うわあ。
これ確実に2021年中には終わらないですね。
ずっとテキストを打ち続けているのでいつから着手したのか忘れてしまいましたが、12/28日にはすでに苦戦して「むずかしい」と言っていたので12月後半からスタートしていたのかな…
1/3の時点で3万字を超えたとか書いてるので、倍以上に膨れたんですね。何があったんでしょうね。
難しかったのは内容のせいですが、時間がかかったのは単純にお話としてのボリュームが大きかったせいです。
全4話…いや、5話いくかな…それ以上いくと数年計画になってしまうので避けたいな……
どこで切ってどこで引いてどこで盛り上げるかにもよるので、引き続き脳内会議をしてみます。
もうこれ真面目に章を分けた方が…って思うんですけど、区分的には3章なんですよね。どうしよう。
総集編を作るときに、順番を入れ替えるかもしれません。
普段はこんなに一気にプロットを切ったりしない(途中から分冊することはあっても、基本1話ずつ切る)ので、あまりガチガチに最初から最後まで「こういう話です」って煮詰めて考えてしまうと、予定調和的な話になってしまうんじゃないかな?っていう危惧もありました。
…そういう危惧もあったんですが。
ですが!!!!ラスト5%くらいの「いよいよエンディングだなあ」ってところで、お話の全部のパズルのピースがカチカチとはまっていったんですよ…!
序盤の方で「こういうことが起きてるんだけど…でもどうしてこの人がこういうことしたのかいまいち自分の中で理解できないな…」って思ってたとこが「あ〜〜〜〜そういうことだったのか〜〜〜〜!!!!!」って。
自分で考えてるはずなのに変な話ですが、めちゃくちゃ感動しました。
で、だったら最初の方の演出はこうした方がいいかな!全体の骨組みも調整した方がいいかもね?みたいなのも見えてきたので、今回に関しては(ちょっと長すぎたけど)一気に作りあげてみて正解だったんじゃないかなと思います。
というか、作りあげた上でぶち壊すくらいでちょうどいいのかもしれない。
ちょっと今回は色々なものが絡み合っていて変則的な話なので、自分の頭の中を整理するためにもこの工程が必要だったのかなと。
自分でも複雑すぎてよくわかっていない状態のものが、読んでくれる方に伝わるかっていうと微妙ですもんね。
最後の最後に「そうか…そういうことだったのか…」というのがわかったので、やってよかったと思いました。
どのみち本当に苦戦するのはネーム以降なので、本当の戦いはこれからなんですけどね!!!
頭の中にある時点ではなんでも名作なので…実際に漫画の形にした時点でおもしろいものが描けるかどうかなんですよね。しんどいことに。
は〜〜〜〜〜。漫画…むずかしいなあ。
といいますか、頭の中にある創作物を形にするのって、なんでも怖い行為だなって思います。
自分の現段階での実力を、嫌でも見せつけられてしまうから。
脳内だけにとどめておけば無限の可能性に浸ることができるけど、出力した時点でなにかしら限界が見えてしまう…。
でも、出力しないといつまでたっても他の人に表現のバトンを渡すことはできないんですよね。
そういう意味で、創作は自分との戦いなんだなーって思います。
◆◆◆
というわけで、ここから資料集めの続き&ネームのターンなので、まだまだ続きます。
イメージを膨らませるための登場人物セルフ作画資料、二人分貼っておきますね。
髪型と衣装チェンジの激しい主人公、虹瑠です。
3章の冒頭でどこかに火をつけてたあたりの格好ですね。

貼っておいてなんですが、帽子についてる布の左右が逆だったことに昨日気づきました。
もうちょっと早く気づきたかったな…
いやでも、実際には帽子を被ってるシーンはそんなにないので。
これまでにもボタンの数が増えたり減ったりしているので、左右の間違いくらい今更ですよね!(※そんなことはない)
ようやく3章に散りばめられていた思わせぶりな虹瑠の回想シーンを7割くらい回収できそうです。
時系列が複雑な話なので、なにかあったんだな?というのをあらかじめ小出しにしておきたかったんですが、今思うと小出しにしすぎて余計わかりにくくなっちゃいましたね。
3章は現在と過去の合流ポイントであるが故に、話の流れがややこしくなってしまって反省点が多いです。
何度か回想シーンで部分的に登場していた、薬師の翊羅(ヨクラ)という人です。
彩緋の元にいた杜句輔(トクホ)や、おかっぱ砒削の部下と同じ格好をしています。これが制服のようなものなので。

おでこ出し+前髪短め+帽子のセットが揃っているので、作画的にバランスを取るのがすごく難しいです。
いつもは本編で出てくるまでは基本的にこの手の情報はシークレット要素なんですが、今回はちょっとこれまでと違うやりかたでいきたいので、先に人物を出しちゃいました。
(未登場とはいえ、最新刊では顔以外ほぼ出てますしね)
とりあえず今は名前だけ覚えておいてください。
中身がどんな人なのかは、本編を読んでのお楽しみということで!
◆◆◆
そうそう。
先日の「いいいちごの日」に、2008年に描いた短編「イチゴ味のいちご」をTwitterでも公開しました。
【創作漫画】イチゴ味のいちご🍓
— mizu (@miz_circle) January 15, 2021
食物から栄養を摂取することがなくなって「食事」が娯楽となった未来の世界で、本物のいちごを食べに行く少年のお話です。
(1/4)#いちごの日#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/wBSgQorSrV
(Pixivにも載せています)
12年前に、初めて下描き&ペン入れからフルデジタルで描いた漫画でした。
まだペンタブがIntuosですらなくBambooかなにかだった頃…なつかしい。
(さすがに古すぎるので、人物の顔だけ修正しています)
最終的にデジタルで仕上げた漫画のみWebでも公開してるんですが、「鳥の実る樹」までは、まだアナログのつけペンで描いていたんですよね。
なぜこのタイミングで公開したかというと、この短編の登場人物のベースになっているのが、次のお話のメインふたりだからです。
なので、聞き覚えのある人名が出てきてもあまり気にしないでください。
ベースになってはいますが、環境や育ち方や経験が違えば意識や人格も変わって別人になると思うので、別人です。
当時は…漫画というものを描くうえで個人的にいろいろあったんですが。
(いろいろありすぎて一時期は何も描けなくなっていたので…本当にいろいろ…)
今、サイトやPixivに載せている短編を描くよりさらに前の時代、キャラクター先行型で話を考えようとすると物語として収集がつかなくなってしまいがちだったので、人物のことは掘り下げすぎず、その「場」に起こる出来事を切り取っていく練習をするため登場人物に名前をつけない縛りで短編を描いていた時があったんですよね。一時的に。
どんなささやかな話でもとにかく投げ出さずに完結させる!というクセをつける意味ではアリだったんですが、色々試してた反動で、今度は名前のついた人間をまったく生み出せなくなってしまって。
こういう話を描きたいというのはあるけど、そこで動き回る人の姿をまったく具体的にイメージできないというか…
もう本当にあたまが真っ白で「名前のある人間」に関するイメージが膨らまなくなってしまって困り果てて、だったら「昔から頭の中にいたひとたちを引っ張り出してきて、この人たちがこの設定で生まれていたらどんな感じになるだろう?」という方向で描いてみたのがこのあたりの短編です。
(「3000億年前の〜」も同様です)
いやほんとあの頃は色々あって…「鳥の実る樹」などもそうなんですが、単発でも読めるけど連載にもできそうな舞台を〜とか考えていたけど形にはなりませんでしたね。ウーン!
まあ、それはそれで。
長いこと生きてるとね、色々ありますからね!いろいろ!!
あっあと、「食べる」という行為が現在とちょっと違う扱いになっている世界つながり…というのもありました。(公開タイミングの話)
食事をしないと死んじゃうので私も毎日当たり前のように食べてますけど、エネルギー源になるものを口から体内に入れて、長い長い管を通って時間をかけて消化して部分的に必要なものだけ吸収していらないものを排泄するという方法が今のような「食べる」という営みになっているのは、とても不思議なことだと思うんですよね。
不思議というか、たまにふと違和感がうまれるというか…?
いえ、人の営みで感覚的に馴染めないものは他にもたくさんあるんですが、そういう感じたことをストレートにそのまま言葉にしても言われた側が困ってしまうことの方が多いので、遠回しに表現できる漫画という媒体があってよかったなあと思います。
「みんなに楽しんでもらえるエンタメを提供しよう」というよりは、心に引っかかっていて無視できないことを自分の中で昇華したいな〜というのが、自分が漫画を描いているそもそもの動機なので。
なんとなく当たり前になってスルーされてしまいがちな心の引っかかりをなかったことにできず、ずっと考えながら生き続けてしまう人たちに向けて、「ちょっと感じてることの質は違うかもしれないけど、ここにも似たような人がいるよ」って伝えるための儀式のようなものなのかもしれません。
たぶん読者として物語を読むときも、誰かの心の中にある引っかかりを知りたくて読んでいるんだと思います。
◆◆◆
…と、ここまでバリバリ進めておいてなんですが、本音をいうと、次のお話は好み…というか受け取り方が分かれそうなポイントが何箇所かあるので、公開するのがとてもこわいです。
自分では、途中がしんどいけど最後まで読んだらすごくいい話だなって勝手に思ってるんですけど、他の人の認識まではわからないですから…ブルブル。
!!!Warning!!! 〜地雷原注意〜
とか、どこかに書いておいた方がいいのかもしれません。
いやでも、それも出してみないとわからないので…
やるんだ…やらないとゼロはゼロのままなんだ………がんばれ……!
あとちょっと!
ひとつ前の記事で書いたつもりで書きそびれてしまったのですが、拍手コメントありがとうございました!
や〜ほんと漫画ってなんだかんだ最終的にプロットからゴリゴリ変えちゃいますよね。
最終的にできあがったものを見ると「なるほど…こうだったのか…」って納得するんですが、いつも描き始める前はどうなるのかわからなくてハラハラします。
おうち水族館
ライブ映像は直接埋め込むことができないので、リンクをぺたり。
夜は寝ていることが多いので、昼間に見るのがおすすめです。
→ ペンギン水槽
よちよち歩いててかわいいなあと定期的に眺めていて気づいたんですが、よくよく見ると石の奪い合いを…している…?
単純に石が足りてないのか、遠くから運んでくるのがめんどいのか。
このページの、巣材搬入の動画↓も面白かったです。
ライブカメラだと奥行きが圧縮されていて狭そうに感じるんですが、実は広いし巣材もいっぱいあるんですね。
ジェンツーペンギンが多いので、たまにエンペラーが映り込むとでかさに驚きます。
プロッ…ト…

赤い線で囲っている部分が次に描こうとしているエピソードの大きなかたまりで、その上がこれまでに描いた3章の最終プロットです。
赤い部分は前中後編でみっつに分けていたはずなのに、最後にもうひとかたまり増えました。
終ってなんだ。終って。
当初はさらっとした回想シーンでいけるんじゃないかなあと思っていたんですが、しっかり向き合って掘り下げてみたら、めちゃくちゃ重要なエピソードでした。
これはさらっと描いちゃだめだわ…と思い知ったので、観念して真っ向勝負しています。
普通にひとつの章として独立してもいいんじゃないかなくらいの勢いになりそうです。
テキストデータの容量が完成ページ数とそこそこ比例するので…
3章3話目が44KBで72ページなんですが、つまり………ウッ!!!計算したくない!
いや、計算しなくてもだいだいわかってしまう!
最後まで書ききったら今度はしつこい部分を削っていくのでもうちょい減るとは思うんですが、それでもこれまでに出した4冊を越えそうですね…いえ、元々このお話は3章が一番長くなりそうだな!という予感がしてはいたのですが。
このあとにもまだ、大きなかたまりが控えていますからね〜。
2章「永遠に続け」は特殊舞台だったにも関わらず、主人公たちの行動が「拘束→逃亡→放浪」だったので、王国という舞台の文化や風俗描写をすっ飛ばしていたんですよね。
今回、世界が変わっていく中を生きる人々の姿を描きたかったので、そこに切り込んで行こうとしたらめちゃくちゃ大変なことになりました。
し、調べ物が…多すぎる…
なんていったらいいんでしょうか。
非現実的な世界のことを描こうと思ったら、現実のことを知らないと、どう現実と違っているのか説得力をもたせられないんです。
私…そもそもこの世界(地球)のこと…なにもわかってない……って途方にくれてしまいました。
なにも!なにもかも知らない!!
あまりに多くのことをわかってない…(なお、今もわかってません)
先月からテキストデータを5つくらい同時に開いて、ひたすら書き溜めてたメモを切り張りして再構成&新規追加しているんですが、そのうちひとつは調べ物をひたすらメモしたファイルだったりします。
なんだかんだ終盤にさしかかっていてあとちょっとで終わりそうなんですが、あとちょっとが長いのでまだまだですね。
しかし終盤は終盤なので…涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながらテキストを打っています………
これ絶対ネームでもべしょべしょに泣くんだろうな…
(作画は視覚情報に集中するため割り切っていて、案外冷静なので泣かない傾向にあります)
◆◆◆
余談ですが(何回かつぶやいた気もしますが)、「永遠に続け」も最初は全3話くらいでコンパクトにまとまる過去のエピソードになることを想定していたんですよ。
「よし、まずは最初の1話目を描こう!」と思ってネームを切り出したら「あれ?なんか…思ったよりページ数必要だな…」って気づいて……
結局、最初のおはなしを途中で「大ピンチ!次回に続く!」にしてぶったぎってできたものが、1〜2巻です。
本来は釐於子&星亜が地下室から逃亡するところまでが1話目のつもりだったんですね。
で、色々あってオーロラを見に行って親密度も高まって、よし最後の1話だ!
ちょっと分厚い本になりそうだな〜どういう構成にしよう〜とプロットを切っていた頃の自分用メモがこちらです。

読めますかね。自分用なので、むしろ読めなくていいんですが。
(文字の汚さと漢字の書けなさを隠そうという気がまったくない潔いスタイル)
読めなくていいんですが、ざっくりと主要エピソードと場面を書き出してみたこの左半分が、5巻(Web版6話目)の内容にあたるんです。
どういうことかというと、最後の1話にするつもりだった話が5巻&6巻に分かれた上に、最終巻が通常の3倍の厚みになったので…だいたい4話分の分量に膨らんでるんですよ。
だんだんわかってきてしまったんですが、長編ってそういうものなんですよ。
今回も、多分同じパターンなんですね…。
商業作品でも「あと10巻くらいで終わると思います」って明言されていた作品が20冊以上発行されて、あれ?本棚のスペース足りなくない??ってなりがちな理由が骨身にしみてわかってしまったのでした。
は〜〜〜〜〜
ひと一人の人生を掘り下げるとそれなりのページ数が必要になるし、人数が増えるとそれがx倍になる。
わかりました。
これ、自分が描くの??って思うとめっちゃしんどいんですが、誰かに読んでほしいし、そのためには描かなきゃだし、形にしないとこの頭の中にあるものを共有できないのでがんばります。
次のエピソードはこれまであまり描いたことがないタイプの話になりそうなので、どんなものができあがるか自分でも見てみたいですしね。
◆◆◆
ネームもそうなんですが、作画のターンに入っていないとTwitterでは本気で報告できることがないので(いえ、作画に入ってもネタバレ防止のために基本黙ってる気もしますが)やってるよ〜〜〜やってるけどなにも出せないんだよ〜〜〜〜というのをそっと零すことができる場所として、ブログがあってよかったかもしれません。
こういう報告を全部Twitterでやったら、話題がループしそうですし…(だいたい毎週同じことをいってそう)
キャラデザや資料集めと並行して進めてたらいつまで経っても終わらないな?って悟って、ひたすらプロットに集中して根を詰めだしてからかれこれ3週間なんですが、たぶん来週末こそはプロット終わると思います!
たぶん!!たぶん!!!!!
これ以上テキストデータとの格闘が続くと漫画描きだということを忘れそうなので、たのむ〜〜〜〜たのむ〜〜〜〜〜〜